未知への挑戦を支える マテリアルゲノム時代の材料設計を加速する イノベーションプラットフォーム

インデント・プローブ・テクノロジーとは

IoT、AI技術により加速するIndustry4.0。スマートファクトリーに代表される製造業の高度化の流れ、そして、材料開発のプロセスにおいても転換が始まっています。研究者の経験と勘で実施していた材料探索から、マテリアルズ・インフォマティクスと呼ばれるビッグデータや人工知能を活用し新材料や代替材料を効率的に探索する取り組みにより、研究開発の時間とコストの大幅な削減が期待されています。
インデント・プローブ・テクノロジーは、新しい計測技術により、これまで計測が困難であった材料特性の可視化、データ化を実現しました。素材開発を支援する技術提供や実証研究および、データ化・ナレッジ化を通して、マテリアルゲノム時代の材料設計のハブとなる、イノベーションプラットフォームの実現を目指しています。

Technology

顕微インデンテーションとは
透明な圧子が小型サンプル表面に押し込まれる「接触の現場」を連続的にその場観察できます。荷重と接触面積を実測するため、従来は難しかった材料の弾塑性、弾性、塑性特性の同時評価が可能です。又、粘弾性特性や破壊特性の評価も含め、材料の各種特性評価に掛かる時間を劇的に短縮することが期待できます。
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適用分野
プラスチックス、金属、セラミックスといった従来の材料開発に加え、電子基板の高温ハンダやコネクタ材料、フィルム樹脂等の素材や、IoTデバイス向け基盤材料、生体材料・医用材料、宇宙産業やロボット等の先端技術の開発にも貢献します。
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研究会について
これからの材料計測手法を検討する「新たな材料開発のための研究会」を発足し、顕微インデンテーションの実証研究や各専門領域での最新の研究発表を発信してまいります。材料開発に携わる研究者・学生、素材メーカー、計測機器メーカー、材料計測事業者を対象とした、コンソーシアムの形成を目指しています。
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Company

会社名
インデント・プローブ・テクノロジー株式会社
代表者
代表取締役  名倉 義幸
設 立
2017年10月26日
資本金
1,000万円
所在地
愛知県名古屋市守山区桜坂5-301 なごやサイエンスパーク サイエンス交流プラザ4号室

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Partner

  • 宇都宮大学 オプティクス教育研究センター 大谷幸利研究室
  • 東京工業大学 未来産業技術研究所 曽根正人研究室
  • 東京工業大学 未来産業技術研究所 細田秀樹研究室
  • 豊橋技術科学大学名誉教授 逆井基次
  • 弘前大学大学院 理工学研究科 助教 峯田才寛
  • 北海道大学大学院 工学研究院 応用化学部門 島田敏宏研究室
  • 北海道大学大学院 工学研究院 材料科学部門 三浦誠司研究室

(五十音順、 2017/11/09現在)

           
  • 産業技術総合研究所 材料・化学領域 マルチマテリアル研究部門